プロのマジシャンになるには？未経験から最短で稼げるマジシャンになる方法を解説！

2025年2月23日

マジシャンになるには、特別な才能が必要だと思っていませんか？

実は、未経験からでもプロのマジシャンとして活躍できる道があります。

この記事では、マジシャンになるためのステップ、必要なスキル、収入、そしてマジシャンとして成功するための秘訣を詳しく解説します。また、最初の一歩を踏み出すのにおすすめのマジシャンが所属する育成事務所など、夢を叶えるための具体的な方法をお伝えします。

マジシャンに必要な5つのスキル

プロのマジシャンとして成功するためには、高度な技術だけではなく、多岐にわたるスキルが必要です。これらのスキルをバランス良く習得することで、観客を魅了し、記憶に残るパフォーマンスを提供できます。

1．手元の技術と知識

マジックの根幹となるのが、手元のスキルです。カードマジックやコインマジックやロープマジックなど色々な種類のマジックがありますが、どれもが一定程度の手元のスキルが必要です。スムーズかつ自然に実行できるようになるまで、徹底的に練習する必要があります。

「家で手元を見ながら喋らずにそのマジックを成功させること」と「お客様の目の前で手元を見ずに喋りながらそのマジックを成功させること」は難易度が全く違います。

1人での練習ではスムーズにできるので、人に見せにいったら失敗、ということはあるあるです。

ただ、誰にも見せずに黙々と練習し続けるのは苦痛なので、仲が良いやパートナーにタネがバレることを承知で、練習相手になってもらうのが良いかもしれませんね！

2．観客とのコミュニケーション能力

マジックは、観客とのコミュニケーションを通じて完成します。単にトリックを披露するだけでなく、観客の反応を見ながら、適切なタイミングでジョークを交えたり、お手伝いを頼んだりすることで、マジック自体が楽しいものになっていきます。

アイコンタクトや身振り手振り、声のトーン、アドリブなど、マジックにおいてコミュニケーションは手元の技術よりも重要な要素です。

私は、重要度として、手元の技術：コミュ力＝２：８だと思っています。

お客様はマジックが見たいのではなくて、マジックを見てその時間を楽しみたいのです。ネタの発表会になってしまうと、せっかくの良いネタも台無しになってしまいます。

コミュニケーション能力はすぐに付くものではありません。何百人何千人という人に見せながら、相手の反応のパターンがわかるようになり、コミュニケーション能力は上達していきます。

大事なことは、向上心です。常にどうしたらいいパフォーマンスになるか考えることが重要です。

3．クリエイティビティと独自性

既存のネタを模倣するだけでなく、自分自身のアイデアや個性を活かしたマジックを創造することが重要です。新しいネタを開発したり、既存のネタにアレンジを加えたりすることで、他のマジシャンとは違うパフォーマンスを提供することができます。

また、音楽、照明、衣装など、パフォーマンス全体をプロデュースする能力も求められます。観客を驚かせ、感動させるような、オリジナリティ溢れるマジックを追求しましょう。

最初は有名なネタを練習して、アレンジを加える必要はないと思います。慣れてきたら、自分なりのパフォーマンス理論が出てきて、勝手に独自性が出てくるものです。

4．自己表現力と人間力

マジシャンは、お客様に人間的にある程度好かれなければいけません。嫌いな人のマジックほど見てられないものはありません。

マジシャンは接客業であることは肝に銘じておきましょう。

お客様のボケを拾ってあげてスベらせないようにしたり、反発してくるお客様と対抗するのではなく仲間につけたり、盛り上がりの輪から外れているお客様がいたら話を振ってグループ全体で盛り上がれるように巻き込んだり、、、

お客様から見て、「このマジシャンはマジックも凄いけどいい奴だな」と思わせれば勝ちです。

5．セルフプロモーション力・マーケティング力

自分のマジックを人に見せていかなければ自分の知名度は広がりません。今はSNSで発信する方法もありますが、テーブルホッピング団体に所属して飲食店で流しをやることで、対人で知名度を広げていくことも可能です。

Bewitchではプロマジシャンが流しで活躍するための現場を提供しています。もし流しにご興味がある方は、是非ご連絡ください。

マジシャンになるためのステップ

未経験からプロのマジシャンになるには、段階的なステップを踏んでスキルを習得していく必要があります。まずはマジックに興味を持ち、基礎知識を学ぶことから始めましょう。次に、基本的なネタを練習し、技術を磨きます。ある程度スキルが身についたら、観客を意識した練習と見せ方を学び、実際のパフォーマンスを経験します。

1．興味を持ち、基礎知識を学ぶ

この記事を読んでいる方は既にマジックに興味がある方でしょう。マジックは、マジックがある程度好きでないと上達しません。それは、練習には長い時間を要しますし、マジックが好きでない限り誰にも見せずに1人で黙々とする練習は結構苦痛です。

しかも最近は、YoutubeやInstagramやネットフリックスなど楽しいコンテンツが世の中に溢れかえっています。それらの誘惑に勝てるほどマジックを好きにならなければ練習という厚い壁を乗り越えることはできません。

2．基本的なネタを繰り返し練習する

まずは、基本的なネタの練習からです。アンビシャスカードやコインズアクロス、３本ロープなど古典的で有名なネタから練習してみましょう。

有名なネタは解説動画もSNS上に溢れていますし、そのネタを学ぶ中で、トランプの持ち方や扱い方、ダブルリフトやクラシックパームなど複数のテクニックを必要とします。有名なネタを学ぶことで、基本的なテクニックを複数学ぶことができ、それを別のネタにも応用していくことが可能です。

前に鏡を置いてお客様目線でチェックしてみましょう。お客様の目線で見て、練習することが重要です。

3．観客を意識した練習と見せ方を学ぶ

基本的なネタをマスターしたら、観客を意識した練習と見せ方を学びましょう。マジックは、単なる手品ではなく、観客を楽しませるエンターテイメントです。

セリフは一字一句覚えることが重要です。大体覚えているではダメです。うろ覚えだと実際にネタを見せている最中に、スラスラ喋れなかったり、違和感が出てしまいます。一字一句全部覚えていて、手元はおぼつかなくても喋りはちゃんとしているという状況で初めてお客様に見せることができます。

4．実際のパフォーマンスを経験する

最初は、セリフも拙くなってしまったり、手元を見てしまったり、お客様にネタがバレてしまうこともあると思います。ですが、何度も見せるうちにだんだんと慣れていき、上達していきます。仲が良い友達やパートナーにタネがバレること覚悟で見てもらいましょう。

最初のうちは、テクニックが甘くタネがバレてしまうことが多いです。色々な人に見せているとタネを知っている人が周りに増えすぎてしまい、上手になってから見てくれる人がいなくなってしまいます！また同じネタ？と思われるかもしれませんが、付き合ってもらって何度も同じネタを見てもらえると上達すると思います。

5．事務所に所属しコミュニティを広げる

さらにスキルアップを目指すのであれば、マジシャン事務所に所属したり、マジシャンのコミュニティに参加したりすることを検討しましょう。

事務所に所属することで、仕事の機会が増えるだけでなく、先輩マジシャンから指導を受けることができます。また、コミュニティに参加することで、他のマジシャンと交流し、情報交換をしたり、合同でイベントを開催したりすることができます。

Bewitchは所属マジシャンも50名を超えており、定期的にオフ会も行っているため、プロマジシャンになるための教育体制は整っております。ぜひご興味ある方は一度お問合せください。

マジシャンになるとどのくらい稼げる？

マジシャンの収入は、経験、スキル、知名度、活動形態などによって大きく異なります。駆け出しのマジシャンであれば、アルバイト程度の収入しか得られないこともありますが、経験を積んで人気が出れば、年収1000万円以上稼ぐことも可能です。

収入源としては大きく分けて３つあります。流し・営業・マジックバーです。

流しは、飲食店でチップ制でマジックを見せる方法です。稼げる人で3時間~4時間で4万円~10万円、稼げない人だと数千円になってしまうこともあります。

営業は、イベントなどに呼ばれたりTVに出たりです。1件あたり数万円~10万円であることが多いです。売れているマジシャンだと営業だけで生計を立てている方もいます。

３点目はマジックバーです。マジックバーを経営しているか出勤しているかで違いますが、出勤している方の場合はアルバイトとして働いている方が多いです。多くの方は、流しや営業と組み合わせながら収入を作っています。

稼げるマジシャンと稼げないマジシャンの違い

稼げるマジシャンには、共通の秘訣があります。マジシャンとしての成功は、才能だけではなく、努力と継続的な学習によって築かれるのです。常に向上心を持ち、自己研鑽を怠らないことが重要です。

自己プロデュース能力

仕事の機会を増やすためには、自己プロデュース能力を高める必要があります。ウェブサイトやSNSを活用して情報を発信したり、イベントやパーティーに参加して人脈を広げたりするなど、積極的に活動しましょう。

そしてその場で、人に好かれることが重要です。マジシャンは人気商売です。発注者に好かれなければ仕事はもらえません。

イベントやパーティに参加した際に、仕事をもらうだけの受け身な姿勢で参加している方は注意です。相手に対して発注しつつ、受注する姿勢でいることで、相手に好かれ次の仕事につながるのです。

常に学び続ける姿勢

マジックの世界は常に進化しています。有名なネタはいろんな人が知っています。代表例として指を鳴らしたら上に上がってくるマジックは、とても有名で良いマジックですが、そればかりやっていてはリピーターに対応できません。

クライアントに好かれ違うマジックをやってほしいと言われた時に、期待を超えるパフォーマンスができなければリピーターは増えず、成功することは難しいです。向上心を持って、新しいネタの発掘に常に挑戦しましょう。

マジックを学ぶ方法

マジックを学ぶ方法は様々です。YouTubeなどの無料コンテンツを活用して独学で学ぶこともできますし、オンラインスクールやマジックスクールに通って体系的に学ぶこともできます。また、マジシャン育成事務所に所属して、プロのマジシャンから指導を受けることも可能です。

YouTubeで独学

マジック業界ではかなりタブーとされていますが、Youtubeには色々なネタの種明かしが載っています。ポンチさんやWadeさんは有名ですね。情報は体系化されておらず、簡単なものから難しいものまでかなり分散されていますが、気になるテクニックをYoutubeで学ぶのはとても効率的な学習方法だと思います。

オンラインスクール・マジックスクール

オンラインスクールやマジックスクールでは、プロのマジシャンから体系的にマジックを学ぶことができます。カリキュラムが用意されているため、効率的にスキルアップすることができます。

また、講師と仲良くなることで業界内でのコネクションができて、有名なマジシャンとの接点が生まれます。仕事を振ってもらえたり、教えてもらえたり恩恵は大きいです。

ただし、受講料がかかることや、時間や場所に制約があるといったデメリットもあります。自分の予算やスケジュールに合わせて、最適なスクールを選びましょう。

マジシャン育成事務所

流しの育成事務所で教育を受けるという選択肢もあります。

事務所によっては、無料の研修制度が充実しており、先輩マジシャンから指導を受けることができます。また、流しという仕事の機会を提供してくれるため、安定した収入を得ながら経験を積むことができます。

ただし、事務所に所属するためには、一定のスキルが必要となることや、事務所のルールに従う必要があるといったデメリットもあります。

例えばBewitchでは、破格で初心者⇨プロになるための研修制度をご用意しています。（時期によっては無料の場合もある）

プロマジシャンになりたい方、ご連絡をお待ちしております。

まとめ

プロマジシャンになる道は決して簡単ではないですが、マジシャン育成・派遣事務所を活用することで最短経路でプロマジシャンになることが可能です！もちろん所属して研修を受けている間も、欠かさない自己研鑽が必要です！

現場に出ながら経験を積みながらプロマジシャンとしてステップアップしていきましょう！

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